宿泊Style1:アパルトマン

独り暮らしが体験できる旅がしたい

または家族や旅仲間とだけの

完全プライベートな旅にしたい


そんなときは

アパート等の民泊スタイルがおススメ


フランスでは

集合住宅をアパルトマンといいます


ホテルのような宿泊施設ではなく

実際のお家や部屋を

そのまま宿として貸りられる

家具や扉、お庭やインテリアまで 

本当に使っているものばかりで

その空間にいるだけで癒されるほど

暖かくて居心地がいい 

キッチンや食器、洗濯機もあるので
宿泊先に取り入れるだけで
普通の旅行でも
暮らしているような感覚を
味わうことができます

マルシェでお買い物して

お料理や食事シーンも楽しむ

朝はコーヒー片手に

窓を開けて外を見下ろせば

眩しい光を浴びた街並み

部屋は寝るためだけの空間じゃ

もったいない

そこで過ごす時間も大切な旅の一部

それが

暮らすように旅するフランス


探す

世界中の民宿をホテルと同じ感覚で

誰でも簡単に予約することができるサイトで

料金提示は部屋代価格

人数がいて割り勘にできればぐっと安くなる


AirBnB(エアービーアンドビー)

Home to go(ホームトゥゴー)

※バケーションスタイルを選択して検索


紹介

Albi:アルビ

[ミディ・ピレネー地方]

想像絶する壮大で荘厳なサンセシル教会と

見事な街全体が「アルビの司教都市」

として世界遺産に登録されている

観光スポットとしても見ごたえたっぷり

その中心にあるアパルトマンに滞在しました


細い路地裏に入ると

周辺一帯、古い建物が隣接した住宅地

部屋に入ると・・・

ただいま~!って言いたくなるほどの

おうち感たっぷり!

新しくリメイクしたばかりの

白を基調にシックなブルー系を挿し込んだ

シンプルでいて統一感のある落ち着く空間

窓を開けると

お向かいさんの窓すら絵になる

ベッドルームは2つ

真新しい大きなキッチンには

大きな冷蔵庫、オーブン、レンジ

コーヒーマシーンが完備

少し高めのカウンターテーブル

マルシェでキッシュを買って部屋に戻り

ワインを注いで、おうちでランチ

グラスもお皿もカトラリーも全て揃ってる

夜は、旅中の洗濯を済ませ

バスタブ付きのお風呂に浸かり

ソファで読書、たまにフランス語TV

フランス家庭の日常を体験して・・・

さて、おいくらでしょう?


1泊約9400円(1€ 121円)

ふたりで割り勘して1人4700円

民泊最高ーーー!

ただ寝るだけの宿泊ではもったいない


民泊事情

利用する上で知っておいた方がいいこととしては、民泊は一般のアパートや一軒家を丸ごと貸すため、ホテルのようなフロントがありません。私たちゲストには、オーナーがどこにいるかは分からないので、何かあった時の連絡方法は大抵がメールのよう。急ぎの場合は、自分で解決する糸口を見つけるしかありません。また、シーツ交換、お部屋やシャワールームのお掃除も基本的にはなし。


そして意外に厄介なのが「鍵」です。フランスに訪れたことがある人なら頷いていることでしょう。とにかく難しい・・・。日本のようにカチャっと半周簡単に回すようなものでなく、一番オーソドックスなタイプで、ぐるぐると2~3周回します。そこに理屈で説明できないコツがあって、微妙に挿入の角度や扉の閉まり具合が関係してくる。長い時は扉の前で10分格闘したことも。更に鍵が2個あるタイプ、取っ手をまず上にスライドして戻してから回すタイプ、取っ手を下げながら回して押すタイプと、バラエティー豊か。鍵に困らなくなったら上級者です。


宿を決める

CheckPoint1

立地

最寄り駅からの距離


理由:

実際に訪れたいスポットから近い場所が便利なのは言うまでもありませんが、そこが必ずしも駅から近いとは限りません。重たいスーツケースをガラガラ引いて、歩いて行ける範囲内かどうかは結構重要です。というのも、主要の大型な駅以外は人影もまばらでタクシーの影すらない。ホテルではないので、当然帰る時もタクシーは呼べるとは限らない。いいえ、30分でも歩きまっせ!と意気込めるとして・・・。

想像してみましょう。万が一、どしゃ降りの雨や雪が降ったらを。傘なのかカッパなのか、何もないのか。更にフランスにありがちな石を敷き詰めた凸凹な道は、スーツケースのタイヤが上手く転がってくれません。自ずと持ち上げる回数が増える。それだけで筋肉痛覚悟です。その上、坂道も多いのがフランスということを踏まえておくといいかもしれません。

せめてバスがあれば駅から遠くても問題解決です。と言いたいですが、ストでいきなり止まることもあることも踏まえておきましょう。


CheckPoint2

設備とサービス内容

何が揃っているのか?

部屋数とベッドタイプ

部屋の階

利用者の評価


理由:

暮らしに必要な物は殆ど揃っていることが多いですが、ホテルなら当然あるドライヤーやエアコンがないという所もあるので、チェックしておいた方が無難。掃除料金が予約段階で追加されている場合は、当然支払わなければならないが、ホテルのように特に片付けが必要ないので楽。安く済ませたいなら、掃除の記載がないところか、自分で元のようにキレイにして出てくださいというところにするといいです。


宿泊可能な人数とベッドの数を照らし合わせてみると、部屋の構造が分かります。ダブルベッド1台・ソファ1台、部屋は1つ、なのに4人OKということは・・・ベッドで2人と、リビングのソファをベッドにして2人ということ。どんな関係性で何人泊まるのか?色々とシュミレーションしましょう。


日本でアパートというと2階建てを意味しますが、フランスではマンションのような高層なのも含めて総称してアパルトマンと言います。そこで問題なのが階段事情。エレベーターはほぼ付いていないため、重たいスーツケースの昇り降りが発生するということ。しかも踏み場も横幅も狭くて、急ときたら、もう泣きたくなります。腰が砕けて旅どころじゃなくなる危険さえあります。

2階と聞いて安心するなかれ!フランスの1階は0階なので、この場合は3階ということ。落とし穴です。ホテルでもエレベーターがないところあるので知っておくとよいです。


評価コメントでクォリティが分かります。海外旅行の経験がある方ならご存知だと思いますが、素晴らしい最高の綺麗さという表現は、ホコリや指紋1つないことを意味する日本人の感覚で鵜呑みにせず、あくまでも海外の一般家庭の自宅を、お借りするというレベルで捉えましょう。


CheckPoint3

鍵の受け取り方法

どこで誰から受け取るのか?


理由:

予約が完了すると、ホストと直接メールでやり取り。もちろんフランス語か英語です。ここはGoogle等の翻訳機能でコピー&ペーストすれば、それ程大変なことではないです。何時に着くのか?というやり取りの中で、双方OKのタイミングを合わせます。個人でやっているため、チェックインの時間を早める相談もできます。逆に仕事があるから18時以降でないとダメというケースも。


一番重要なのが鍵。ホストが到着時間に出迎えてくれるパターンが安心です。そこで鍵や部屋の使い方など直接教えてくれます。中には、キーBOXに入れてあるから取り出してねというパターンは、少し不安が残ります。誰もいないので、まず建物があってるのか?から始まり、BOXの在処、そこから取り出せるか?鍵の使い方は自分で攻略できるか?私の場合は、四苦八苦してる最中に丁度他の住人が帰宅し、お願いしてあっけなく開錠ということがありました。


ホテルとは違った不便さもありますが、少し勇気を出してアパルトマンで、暮らすように旅するフランスを体験してみてくださいね。


お問い合わせ

暮らすように旅するフランス

ご質問・ご相談は

お気軽にお問い合わせください